上場企業子会社の運送会社は無名だがオススメ【関東編】

トラック運転手

トラックの箱の部分(荷台)にロゴがない真っ白なトラック。社名といえば運転席のピラーに小さく聞いたことのない会社名・・・。10人程度の零細企業?って思ったりしますよね。

しかし、東証一部上場企業の100%出資子会社であるケースが多く存在します。冷蔵冷凍のトラックに多いです。

子会社じゃなくて親会社に入れないの?

もちろん誰もが知ってる東証一部の会社に入るのが理想です。しかし、上場企業とはトラック運転手として入れる会社ではなく、食品メーカー、食品商社やトラックを保有しない物流企業が大半です。「トラックを保有しない」の意味を解説しますとアサヒロジ、キユーソー流通システムなどの会社です。倉庫や商品管理、3PL事業、配車などの物流システム全体の運営会社です。日本通運などもそうですが、実際にトラックを運行しているのは日通●●運輸など(●●には東京や埼玉などが入る)の運送会社です。

オススメ【26選】

東証一部に上場している企業の子会社をまとめました。日通●●、サントリーロジスティクスなど、社名にそのまま入ってるわかりやすい企業は除きました。

上場企業の子会社【22社】

親会社が東証1部に上場している事が定義です。

1.サンファミリー

キユーソー流通システム90%出資子会社です。関東、東北でファミリーマートのセンターを請け負っています。資本金9950万円/売上高199億円(2019年)/従業員数2969名/保有台数745台

2.サンエー物流

キユーソー流通システム100%出資子会社です。資本金3800万円/売上高48億円(2018年)/売上高48億円/従業員数230名/保有台数130台

3.安田運輸

安田倉庫100%出資子会社/資本金1億2500万円/売上高74億円(2019年)/従業員数239名/保有台数118台/医薬品輸送。

4.ジャステム

C&Fロジホールディングス100%出資子会社です/資本金2000万円/売上高20億円

※C&Fロジは、名糖運輸とヒューテックノオリンが統合して設立した持株会社。

5.アイソネットライン

C&Fロジホールディングス100%出資子会社です/資本金3000万円/従業員数614名/保有台数303台/関東、中部地方でセブンイレブンの配送。

6.トランスメイト

C&Fロジホールディングス100%出資子会社です/資本金4000万円/従業員数1198名/保有台数293台/関東地方でローソンの配送。

7.ジャパンフーズ物流

C&Fロジホールディングス100%出資子会社です/資本金4000万円/従業員数402名/保有台数132台/関東、関西、中部地方でミニストップの配送。

8.マコトトランスポートサービス

C&Fロジホールディングスの100%出資子会社です。資本金1000万円/売上高45億円(2019年)/従業員数406名

9.デイライン

C&Fロジホールディングス65%出資子会社です。資本金7200万円/売上高82億円(2014年)/従業員数667名/保有台数241台

10.直販配送

牛乳でお馴染み、雪印メグミルクが70%出資する子会社です。資本金3000万円/売上高128億円(2019年)/従業員数1130名/保有台数426台

11.ディエス物流

居酒屋チェーンの庄やなどの外食産業、大庄100%出資子会社です/資本金9950万円/売上高87億円(2020年)/従業員数622名

12.SHINKOロジ(旧名:新晃)

伊藤忠商事 > 日本アクセス > SHINKOロジの関係です。日本アクセス100%出資子会社です。関東でファミリーマートのセンター、日本アクセスのセンターを請け負っています。資本金2000万円。売上高108億円(2020年)

13.スリーエス・サンキュウ

山九100%出資子会社です。関東でファミリーマートのセンターを請け負っています。その他、関東、東北に営業所があります/資本金9750万円/売上高90億円(2020年)/従業員数396名/保有台数376台

14.NKトランス

冷凍食品でお馴染み、ニチレイ > ニチレイロジグループ > NKトランスの関係です。ニチレイロジグループ66%出資子会社です/資本金2000万円/売上高57億円(2019年)

15.物産ロジスティクスソリューションズ

三井物産 > 三井物産流通ホールディングス > 物産ロジスティクスソリューションズの関係です。三井物産流通ホールディングスの100%出資子会社です。セブンイレブンの配送センターを全国で請け負っています/資本金6000万円/売上高568億円(20196年)

16.エービーカーゴ東日本

アサヒビールでお馴染み、アサヒグループホールディングス > アサヒロジ > エービーカーゴ東日本の関係です/資本金1000万円。

17.ケーエルサービス東日本

キリンビールでお馴染み、キリンホールディングス > キリングループロジスティクス > ケーエルサービス東日本の関係です/資本金3000万円。

18.ティービー

酒造メーカーの宝酒造、宝ホールディングス > タカラ物流システム > ティービーの関係です。

19.キユーソーティス

マヨネーズでお馴染み、キユーピー > キユーソー流通システム > キユーソーティスの関係です。資本金8200万円/売上高590億円(2019年)/従業員数1489名/保有台数1044台

20.ハイエスサービス

大塚ホールディングス > 大塚倉庫 > ハイエスサービスの関係です。資本金3000万円/売上高31億円(2018年)/従業員数145名

21.キャリテック

三菱食品90%出資子会社/資本金1億円/売上高115億円(2018年)/従業員数1600名

22.中央運輸

スズケン100%出資子会社/資本金9900万円/売上高88億円(2019年)/従業員数301名/保有台数148台

ジャスダック上場企業【4社】

株式投資をしない人には馴染みがないかもしれませんがジャスダックは東京証券取引所が運営する株式市場です。

22.東部ネットワーク

資本金5億5303万円。売上高126億円(2020年)

23.南総通運

資本金5億3850万円。売上高144億円(2020年)

24.日本ロジテム

資本金31億4595万円。売上高359億円(2020年)

25.遠州トラック

資本金12億8430万円。売上高340億円(2020年)

零細企業との違い

法的に当たり前の事も列挙していますが、労働基準法は守られない事のほうが多数派ですのでご理解ください。

残業手当は全額支給

ただしその分、基本給が安く抑えられている事がほとんどです。しかし、残業代がないのに長時間労働する事のほうが精神的に消耗します。帰りが遅い時間になっても残業代があれば、まだ納得して働く事が出来ます。歩合制で働いてしまうと納品先が混んでいるだけの理由ですと給料が1円も変わらないうえに帰りが超絶遅くなったりします。過去の記事も読んでみてください。運送会社の搾取システム【歩合給】トラック運転手

有給休暇が取得しやすい

零細企業に勤めている運送会社の年配者に聞くと「うちは有給がない」と、大きな勘違いをしているケースがけっこうあります。有給は、それぞれの会社独自の福利厚生サービスかと勘違いしているようです。労働者である以上、半年勤務すれば必ず最低でも年に10日は付与されます。取得しやすい環境かどうかについては、会社ごとにも違いますし同じ会社であっても各営業所でも雰囲気が違ったりします。自分の場合は、毎年1回、4連休を有給で取っていました。

年間休日100日は確保

零細企業のように休日は日曜日だけ、祝祭日も働いて年間休日は60~70日といった運送会社はまずありません。ただし冷凍機が付くトラック(チルド・冷凍・コンビニ配送)は曜日はまったく関係なく正月も稼働しています。その反面、休日はかなり確保されていて完全週休2日や月に9日といった内容が多いです。当然ですが事前に申請すればいつでも休めます。

所定労働時間の上限が守られている

Gマーク安全性優良事業所の取得もあり、月間残業時間の上限も守られています。零細企業のように残業代未払いで無制限に働かされる事もありません。また出勤時間も会社で決められていますので翌日の納品先に間に合うように運転手の判断で無駄に早出出勤する事もありません。

自由に働きたい人は

紹介した26社の全てに共通して言えることですが、社内規則が厳しいです。

厳しい社内ルール

  • 運転中は最高速度はもちろん回転数の厳守
  • トラックの飾り禁止
  • 制服や頭髪、帽子、安全靴の徹底
  • 制服通勤が禁止で毎日ロッカーで着替える
  • 出勤時間が決められていて朝礼がある
  • 社内制限速度、回転数を厳守する運転
  • 真夏でもアイドリング・ストップ

こういったルールに縛られるのが嫌で、自由で気楽に仕事がしたいんだ!って人にはオススメしません。

向かないタイプの人

  • トラックの運転は自由にしたい
  • トラックが好きなので飾りをしたい
  • 道路が混むのが嫌だから夜のうちに自由に出発して納品先で車中泊をする人
  • 制服など学校のようなルールが嫌
  • 朝礼で人前に出るのが苦手

以上のようなタイプの人は、やめておくのが懸命です。運送会社とゆうのは自宅から通える範囲でもかなりの数があると思います。働く意義とはお金だけではありません。人生の大部分の時間を費やすので、自由にストレスなく好きな事をやってればお金にこだわらない!と、割り切って自分のスタンスを持つ事は大切だと思います。トラック運転手は元来クルマ好きなので、新車のトラックを毎週日曜日に洗ってホイールを磨いたりするのが楽しいって人も多いと思います。自分に合う、無理なく定年まで働ける会社にいたほうが幸せです。日本の会社の99.7%が中小企業であり、「大手こそヨシ!」とする偏った考え方はちょっと違うかなと思います。

まとめ

今回紹介した待遇ですが、残業、有給、年間休日、所定労働時間のいずれも例外があります。25社を紹介しましたが、中には守られていない会社もあります。また一部の営業所だけ待遇が悪かったりといった事も当然あります。地方の格差だったり所長の裁量で違いがあったりします。

色々な会社を紹介しておいて最後に言うのもなんですが、最終的には自分に合う会社を探さなければ長く勤める事はむずかしいです。洗車が嫌いな人がトラックぴかぴかでクルマ好きな社長の運送会社に入ってもいずれ嫌になるでしょう。収入だけを考えて転職しても規則にガチガチな会社ではストレスだと思います。自分に合う会社は必ずあります。

皆様の転職の参考になれば幸いです。

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