お客様は神様です・・・

体験談

「お客様は神様です」

日常生活の中で、誰でも一度は耳にした事のあるこのフレーズ。あまりにも有名な三波春夫さんの言葉です。昭和36年に生まれたこの言葉は現代では、かなり違った意味と解釈で世の中でまかり通っています。

三波春夫さんの真意

これについては三波春夫オフィシャルサイトでも、長女の代表取締役三波美夕紀さん名義で解説があります。

「神前で祈るときのように(中略)お客様を神様とみて歌を唄うのです。」

三波春夫オフィシャルサイト/「お客様は神様です」について

 

要するに、演者側が舞台に臨む姿勢あり、客側が使う言葉ではないとゆう事です。

しかしこのフレーズは三波春夫さんの真意とは乖離し、世間では幅広く使われていて「お客様」は小売業、飲食店、サービス業、接客業、営業先のクライアントなどとなり「お客様=神」となっています。実際の現場でも客がクレームをつける時などに「客は神様なんだから何したって良い」「客を丁重に扱って当然だ」といったスタンスが感じ取れます。

このフレーズへの誤解は三波春夫さんの生前からあったようですが、「文句言ったもん勝ち」な社会になりつつある現代では、より色濃く誤解が広がっているように感じます。

歩行者優先

同じく、使う側の立場を間違えてしまうと厄介なフレーズに、日本の交通ルールで有名な「歩行者優先」があります。道路交通法の運用としても交通マナーとしても、すべての車両運転者は厳守しなければなりません。しかし運転者側ではなく、歩行者側がこの優先意識を強く持ちすぎるといささか厄介な事になります。歩行者優先の権利を特権のように振りかざして、歩行者信号が赤に変わっても平気で横断する歩行者、横断禁止場所での横断、斜め横断、車両の直前横断などがその例です。車両の信号無視はあまり見かけないと思いますが、歩行者の信号無視は毎日必ず目撃します。

  • 反則金などの行政処分が事実上存在しない
  • 違反した場合の罰則が事実上存在しない
  • そもそも道路交通法は軽視されている

などの制度上の問題もあります。いろんな意味で歩行者に優しい日本です。

※罰金や科料はあり得ますが実際にはほとんどなく、せいぜい口頭注意だけです。

まとめ

「お客様は神様」と、サービスを提供する側が意識を高くもって客に接するのは良いことだと思います。が、客側が都合よく解釈して使用すると最悪な言葉になってしまいます。残念ですが現代では、この言葉を盾に悪態をつくクレーマーの姿しか目に浮かびません。是非とも【店 = 客】が対等な立場で接する世の中になって欲しいと願っています。

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