高圧ガス移動監視者の取得体験記【難易度と合格率】

体験談

今回は、過去に取得した高圧ガス移動監視者のお話です。取得は2010年ですが、条件等は2020年現在も変わりません。気になる点は、高圧ガス保安協会にTELで確認しましたのでご安心ください。高圧ガスのタンクローリーに乗務する仕事などで必要になりますが、簡単なのでオススメです。

難易度と合格率

高圧ガス移動監視者の合格率は平均で85%

トラック運転手が取得する事が想定されるその他の資格や平均合格率を比べてみます。

 

・高圧ガス製造保安責任者・丙種科学(液石)38・3%
・危険物乙4試験             32.4%
・運行管理者試験(貨物)        45.5%

となっており、比べてみると難易度としてはかなり低いですね。

そもそも国家資格なのか?

手元にある免状を確認すると【高圧ガス移動監視者講習修了証】と書いてあります。なのでフォークリフトなどと同じくあくまで講習を受けた修了証との認識でした。しかし、ネット上にはWikipediaに国家資格との記載があったりします。気になったので、高圧ガス保安協会にTELで確認したところ「修了証の発行元が高圧ガス保安協会ですので国家資格ではないです」との回答でした。フォークリフトも免許や資格だと思っている人は世の中に一定数います。あのカードが免許証っぽく見えますし。あくまでも「講習を修了した証明書」です。国家資格であれば東京都知事や関東運輸局長などが資格の発行元になっています。

どうやって取得?

一般的な国家資格とは違い、いきなり試験は受けれません。まあ、そもそも国家資格ではないですしね。まずは高圧ガス保安協会が主催する2日間の講習を受講し、約2週間後に実施される検定に合格して取得する流れです。なので、まずは2日間の講習が必要です。

いつやってるの?

年に4回、全国15ヶ所程度で開催されています。関東では埼玉、栃木、群馬は会場がありません。千葉、神奈川、東京まで通わなくてはいけないので、会場が遠くてちょっと大変ですね。講習2日 + 検定1日の計3日間すべて平日に開催されていますので、働いている人は休みを取得しなければなりません。この点は、結構ハードル高いですね。講習を2日連続でやった約2週間後に検定が実施されます。なので一ヶ月のあいだに、計3日間、平日に仕事を休む必要があります。

申し込み

講習を実施している団体高圧ガス保安協会の本部・支部、一般高圧ガス関係団体へ電話でお問い合わせをしてください。

講習1日目&2日目

平日に開催されるので2連休を確保しなければいけない事がまず大きなハードルです。オール学科で実技講習はありません。したがって服装はなんでも良いですし天気にも左右されません。実務作業はなに一つありません。学校の授業と同様50分授業&10分休憩の繰り返しを6セットです。お昼休みも1時間程度あります。9時~16時でわりとガッツリの講習で、座ってるだけとはいえ疲れました。参加者は30人程度でした。学校の教室程度の広さなので寝ているわけにはいきません。とはいえ、講習はとても大切です。理由は下記に説明します。

必ず合格する勉強方法

講師の発言でとても印象的だったのが「わたしが説明した部分は必ず検定に出題されます」「逆に説明しなかった部分は出題されませんので・・・」これを聞いてホッとしました。

なので講習中は内容が理解出来なくても全然かまわないので、とにかく講師の説明している部分だけをひたすらマーカーなどで印をつけていきました。家で勉強する時に出題されない範囲までわざわざ勉強するのは時間の無駄ですからね。勉強方法は、基本的に講習で使ったテキストだけで勉強します。新たに参考書や問題集を買う必要はまったくありません。なにせ問題はテキスト内の講師が教えた部分しか出題されません。もらったテキストの内容9割は無視してまったく覚えなくて大丈夫です。こんなに効率のいい勉強方法はありませんね。

合格率85%を超える民間資格ゆえ、この程度です。「試験」ではなく「検定」ですから。余談ですが、講師の人は高齢で天下りの雰囲気が色濃く感じられました。

検定(筆記試験)

2日間の講習から2週間後の平日にまた同じ会場で検定が行われます。試験は、学科試験のみで技能試験はありません。試験開始が10時でした。当日は、朝8時頃家を出て、14時頃には帰宅しましたがやはり1日会社を休まないとダメですね。

合格発表

受講が2010年ですが、当時からすでにWEBで発表でした。無事に合格してました。しかし、注目すべきは受験番号を見てみると、抜けている番号がいくつかある事。つまり不合格の人も数名いたという事実です。フォークリフトや玉掛けの講習と違い、合格率100%ではないので落ちる人は必ずいます。

検定に落ちた場合は?

もし検定に落ちてしまった場合はどうなるのか気になったので、高圧ガス保安協会にTELで問い合わせてみたところ「講習と検定(試験)がセットになっていますので、不合格の場合は2日間の講習からやり直し」との事です。これは落ちたらかなり痛いです。が、合格率からわかるように毎回15%程度は不合格になっています。これは費用的にもスケジュール的にもかなりキツいですね。なので必ず一発合格で終わらせましょう。

取得までの費用

・受講検定料  13200円

・テキスト代  4790円

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合計      17990円

 

細かい事を言うとこれにプラス交通費、駐車料金などです。

※2020年6月現在。テキスト代金は3冊。高圧ガス保安協会にTELで確認しました。

取得費用負担の求人もある

過去になんらかの国家資格を取得した経験があれば余裕で取得可能です。しかし社会人になって勉強らしい勉強から遠ざかっていた方でも、わりと簡単だと思います。何故なら出題範囲と問題がわかっているからです。テキスト1冊全てを勉強する必要は、ありませんし、講習で親切に教えてくれる一部を丸暗記するだけです。高圧ガスに関する仕事をする場合、入社後に会社が取得費用を負担してくれるといった求人広告も見かけます。「お金も時間もないよ」って方は転職を機に会社に費用を負担してもらって取得するのもアリだと思います。

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