裁判傍聴が趣味な話【初めて裁判傍聴する方へ服装や時間などの注意点】

雑記

今回は自分の趣味である裁判傍聴についてご紹介してみます。まったくお金のかからない趣味であり、ノンフィクションで濃厚な人間ドラマを見る事ができる裁判傍聴は一度は体験してみる価値があると思います。有名人の覚せい剤事件などは抽選になったり人が集中しますが、それ以外の高齢者の万引きなどの小さな事件にも当然ながら人間ドラマを見る事ができます。逆に刑期の軽い事件内容ほど、身近に起こりうる事件なので内容もわかりやすいと思います。

一生のうち一度も立ち入らない裁判所

裁判所とゆう場所はフツーに人生を過ごしていれば、死ぬまでにまず一度も足を踏み入れない場所だと思います。裁判所に行くケースとしては想定されるのは下記の通りです。

  • 罪を犯し、起訴されて被告人の立場として
  • 親兄弟や旦那が起訴されて情状証人として
  • 仕事上でトラブルに関与して証人として
  • 民事で訴えられてしまった被告として
  • 民事で訴えた原告として

上記はすべて当事者として、証言台に立ち質問を受ける立場です。そんな機会は限られてしまいますが、傍聴席であれば同じ空間にいて雰囲気を味わえます。なんの準備もいりませんし誰でも参加できて無料です。

いつ、やってるの?

ここが最大のネックですが、平日しかやってません。官の仕事なので当たり前ですが土・日・祝はお休みです。開いているのは平日の10時~12時、13時~17時ぐらいですが、午後の遅い時間や夕方開始の裁判は少ないです。オススメは午前、午後イチに裁判所に着くイメージです。

お盆休み、年末年始の期間中は裁判官、検察官、弁護人も休暇になるのでほとんど裁判が開かれていないと思ったほうが良いです。

事前に申し込みは必要?

まったく不要です。開いてる時間に裁判所に行けばすぐに傍聴できます。

 

服装はなんでもいいの?

服装は、よほどの目立つ格好以外はジャージでもサンダルでも問題ありません。私服の人が圧倒的に多いです。夏にサンダルの人も当然いますし、短パンの人もいます。特に目立ってるといった雰囲気もありません。逆にスーツ着用のほうが、事件の関係者のような雰囲気で目立つかもしれません。「はちまき、ゼッケン、腕章」の着用がダメですってのは掲示されています。

年齢制限は?

裁判傍聴に年齢制限はありません。お母さんに抱っこされてる赤ちゃんも居たりします。20代の旦那さんが被告人、その奥さんが赤ちゃんを連れて傍聴席に居るケースを稀に見ます。泣き出してしまった場合はさすがに審理の妨げになるので退廷を促されると思います。春休みの期間中に中学生らしき3~4人組のグループが傍聴していた事もあります。学校では学べない事もたくさんあり貴重な体験をできるでしょう。

注意する点

当事者として出廷する以外の「傍聴人」であれば、ただ黙って傍聴席に座って話を聞いているだけです。法廷内で発言する事は許されていませんので、発言すると退廷を命じられる可能性もあります。大声でなくても傍聴席の友達どうしの会話もダメです。

持ち物検査

凶器、危険物、旗、のぼりの持ち込みは当然ですが禁止です。撮影、録音も出来ませんのでカメラ、レコーダーなども持ち込みは禁止です。その代わり筆記用具の持ち込みは可能ですし、法廷内でいくらメモ書きをしていても問題ないです。霞が関の東京地裁のみ金属探知機での手荷物検査が入り口でありますが、それ以外の裁判所では一度も検査を受けた事がありません。

満席の場合は入廷できません

有名人の覚せい剤、経済犯罪などは注目が集まるため傍聴券の抽選があります。それ以外でも、人の死が関係する事件、裁判員裁判、被害額の大きい窃盗、強制性交等、強制わいせつ、危険運転致死などの事件で満席になる可能性があります。傍聴席の数は各裁判所により異なりますが30席程度です。2020年3月頃からコロナウイルス感染対策として、席の間隔を空けて座るように指示があり、「不使用」の用紙が貼られた席には座れないよう措置を講じています。なので実質15席程度しか座れません。

最初のオススメは東京地裁

場所は、東京都千代田区霞が関1-1-4。

メリット

  • 民事、刑事ともに案件が豊富
  • 傍聴席に人が多いので目立たない
  • 地下に食堂、すき家、コンビニなどがある
  • 地下鉄「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分

デメリット

  • 自宅から遠い
  • 傍聴席が満員になり希望の裁判が傍聴できない可能性がある
  • 裁判が多すぎてどれにするか迷う

近場でサクッと最寄りの地裁

場所は、自宅から一番近い〇〇地方裁判所●●支部などです。

各地の裁判所

メリット

  • 傍聴席がガラガラなので席に必ず座れる
  • 自宅から近いので1件だけでも手軽に傍聴に行ける
  • 駐車場完備なので車で行ける

デメリット

  • 裁判の数が少ない
  • 傍聴席に一人しかいない事が多く、検察官、書記官などからの視線が気になる
  • 売店など何もない裁判所もあり、時間つぶしに困る
  • 駅から遠い
  • 行ってはみたが、当日のスケジュールが白紙だったりする無駄足が発生

裁判所に着いたらまず開廷表をチェック

東京地裁であれば1階にタブレットが複数設置されているので当日の予定が全て確認できます。地方都市の裁判所であれば各法廷(裁判をする部屋)の入り口に、それぞれ紙で貼り出されています。内容は以下のような感じです。

【開始時刻】裁判が始まる時間と終了予定。長くて90分、判決言い渡しで短いのは5分とかです。

【事件名】窃盗、傷害、覚せい剤取締法違反などです。

【被告人】罪を犯した被告の名前です。外国人の場合は通訳を介すのであまりオススメしません。

【審理予定】新件、審理、判決の3パターンです。新件は第一回公判。審理は二回目以降。判決は判決を言い渡します。初回は新件が無難です。

【担当部係】刑事A係やB係、刑事合議審と書いてあります。合議審とは裁判官が3人体制の裁判、それ以外は裁判官1人の単独審です。合議審は刑期の重い罪を裁きますので遭遇する確率は低いです。自分は単独審と合議審で時間が重なったら必ず合議審を選びます。

【裁判官】最初のうちは名前も知らないと思いますので気にしなくて大丈夫です。女性も多いです。

【書記官】こちらはあまり関係ないです。女性比率高めです。そしてけっこう美人もいます。

いざ入廷

傍聴したい裁判が見つかったら時間までに法廷(部屋)に入りましょう。東京地裁は地上19階、地下3階とフロアもかなり広いですが、法廷は「504号法廷」のようにマンションのようなナンバリングなので迷わず見つける事ができます。開始時間までに入るのが理想ですが、裁判のの途中で入っても、途中で帰ってもまったく問題ないです。あとは、黙って傍聴しましょう。「論告」「弁論」など難しい用語は知らなくて大丈夫です。興味があれば後から勝手に覚えますし、最初から堅苦しいとつまらなくなってしまいます。あくまで趣味ですから。最初はどの人が検察官でどの人が弁護人なのかもわからないかもしれません。が、話を聞いていればそれぞれの立場も事件内容も雰囲気で理解できてくると思います。繰り返しですが、難しい単語は覚えなくて大丈夫です。被告人の表情だったり検察官、弁護人の仕事っぷりなどを体感してみてください。傍聴していて、あまりにも興味がない内容だった場合は、審理の途中でも気にせずに退廷しましょう。

まとめ

以上、裁判傍聴を紹介してみました。やはり一度、経験してみないと良さも伝わらないかなぁと思います。行ってみてつまらなくても「裁判を傍聴した経験」が残りますし、その後に飲み会での会話の幅も広がります。たいがいの人は一度も裁判も、裁判傍聴もせずに人生を終えると思いますのでそういった意味では良い経験だと思います。

「コップの水をかけただけで暴行罪になって刑事裁判か・・・」など、法律の知識も少しずつ増えていくと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました