【研修は給料が出ない?】試用期間ですぐ辞めたけど未払い賃金を回収した話

体験談

トラック運転手の業界では、新卒で入社した会社でそのまま定年を迎えるとゆう事はあまりないです。転職の経験は1度や2度あるのは当たり前といったところです。そんな転職時に、試用期間や研修期間といった待遇で一定期間を過ごした方もいるかと思います。そして面接時に説明を受けていないなどの理由でトラブルに発展する事も稀にあると思いますが、今回はそんなテーマです。今回も実体験の実話です。

ちなみに、この会社は正規社員としての採用に至る前段階のアルバイト採用としてのスタートのはずでした。なぜアルバイトだったのか等の話をすべて書くと長くなってしまうので、入社までの経緯は求人が出ていない会社に応募【健診バス編】を読んでみてください。

それでは本題です。

入社1日目

ドキドキする入社初日です。とゆうか初日であり、これが最終日ですが(笑)

5時半出勤と言われて出勤すると、とくに積み込み作業や準備もなく中型の健診バスに自分ふくめて計5名が乗り込み出発。初日なうえにアルバイトな自分には何もわかりません。健康診断の会場は高速使って片道1時間半ぐらいの場所です。運転席、助手席以外はイスらしいイスがすべて電車のように横向きなので乗っていて疲れますね。座席とゆうよりもレントゲンを待つスペースの一時的な場所なのでブレーキ時などにカラダが横に持っていかれます。高速のインターを降りたらコンビニに寄って朝メシ&昼メシを買うらしいので自分も購入。移動しながら朝メシを食います。そして健康診断を実子する会社に到着。規模の大きななにか製造業の工場のようです。敷地内にバスを停めて会社内の会議室的なスペース内に健康診断の会場をセッティング。パーテーションとなるカーテンや骨組み、視力・聴力検査、身長・体重測定その他色々な器材を運び入れる作業です。なにもわからず、セッティング出来ない自分はひたすら階段を往復して荷物を運ぶだけです。めっちゃ疲れます。そしていざ健康診断スタート。初日の自分が出来る仕事はなんもありませんが、仕事を覚えるのが仕事です。とはいえ会場はひっきりなしに受診する人が流れるのでマンツーマンで器材の使い方を教えるような余裕は先輩にも自分にもなく、とにかく順番通りに人が流れていくように人を誘導していくので手一杯です。「血圧の次はレントゲンなので外のバスです~」みたいな感じで。それも次々に人が流れてきます。工場なので外国人労働者も多く、ジェスチャーや雰囲気で誘導したりとかなり忙しいです。あっとゆう間に時間は経ち13時ぐらいには全ての受診が終了した模様です。朝と同じく、荷物を搬出するため階段をひたすら往復。そして無事終了して出発。15時ぐらいには会社に帰ってきました。もちろんこれで帰れるわけではなく、翌日の健康診断の準備です。必要な器材や用紙などを準備して積んでおくのです。作業も終わりかけた夕方、直接の上司から衝撃の発言が飛び出した!

「今日は研修だから給料は出ない」

え・・・?今なんと言いました?

かなりビックリです。と、ゆうのもこの健診バスの会社は面接の段階で「運送会社では使えないだろうけど、ウチでは有給休暇はちゃんと使えます」や、「フツーの運送会社レベルではなくちゃんとした賞与です」などと、あからさまにトラック業界や運送会社を見下す発言があったので、さぞかしちゃんとした会社なのだろうと思い込んでいたからです。いやいや仮に運送会社でも「助手席に乗ってただけだから初日は給料ないよー」なんて話、聞いた事ないです。なので健診バスのこの会社は今までの常識がまったく通用しない会社だったのです。過去の採用時には皆こうゆう扱いだったのでしょう。当然のようにサラッと言われました。

一気に萎える

夕方に給料が出ないと言われて一気にやる気喪失です・・・。ここから残り1時間程度の作業をしましたが、もはや頭の中はこの先続けるのかどうか、それだけでした。そして17時半に一応の作業は終了して退勤となりました。アルバイトの立場だった自分は翌日以降は毎日仕事があるわけではありません。一週間先に出勤の予定がある程度です。

続ける気はなくなり労働基準監督署へ

当然のように続ける意志はなくなりました。なので会社に電話。辞める意志を告げるのはもちろんですが、初日の給料の件も支払ってくださいと言いました。が、予想通り会社の規定なので支払えないとの事。もう仕事に行く事はありませんが、やはり納得のいかない初日の給料。早朝から夕方まで会社の業務で拘束しておいて、給料なしってあり得ないだろう・・・とゆう怒りを原動力に、請求する事にしました。将来的に正社員へ採用してもらいたいと考えている労働者側の弱い立場につけこんでいる点も個人的に我慢できなかったので。さて、支払ってもらいたいところですが「研修」とゆう身分のところが引っかかります。さらに「雇用契約書」を交わしていないで初日に出勤していた事。おそらくバイトだからと軽く見られていたのでしょう、雇用契約書や誓約書の類は一切なかったのです。まあ高校生の時にアルバイトしたセブンイレブンでもそんな書類はなかったので、不要なのかなぁ程度の認識でした。そのへんは無知なので最寄りの労働基準監督署に相談に行く事にしました。メモを取るのが面倒だったのでボイスレコーダーを隠し持って(笑)相談した結果、現在の状況ではまだ「未払い」とは言えないとの事。理由は下記の通りです。

  • 労働契約書を雇用主と交わしていないので明確な時給や労働条件、給料日すら不明
  • 給料日が不明なので支払い期限に支払わなれかった状態ではない

そりゃそうですね。って事で、ひとまず雇用主(健診バスの会社の社長)に請求して指定した期限までに支払われなかった場合、その時点で「未払い」となり、労基から指導しますとの事。働いた時点では労働契約書を交わしていない時給も決まっていないアルバイトスタッフなのか何者なのかもわからない立場ではあったものの、相談内容としては雇用・労働が成立しているとの事で安心しました。なのでひとまず文書で請求する事になりました。

請求書を郵送して請求

アドバイスをもらった方法で請求書を作ってみました。時給すら決まっていなかったので最低賃金で算出する事に。これだと激安になりそうですがバスでの移動時間はぶっちゃけなにもせずに座っているだけだったのでこれを含めるとわりとまとまった時間になります。実際の原文は下記の通りです。

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請求書

私は、平成●●年●月●●日、貴社の従業員として勤務しました。

しかし、貴社は私に対し、平成●●年●月●●日分の賃金

総額 ¥10100- を支払っていません。

これは労働基準法第二十四条に違反するものです。

よって、上記賃金の支払いを請求します。

なお、本書面到達後●月●●日までに金員の支払いなき場合には、労働基準監督署への通告その他必要な法的措置をとらせていただくことを申し添えます。

賃金は●●県最低賃金で算出。8時間以降は割増賃金。

平成●●年●月●●日

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読んでいただくとわかるように、仮に満額回答でも請求額はたかが1万円です。なにせ1日しか働いていませんので。労力のわりにコスパは非常に悪いですが、それよりも大切なのは金額ではなく「行動力」物事を後回しにしたり放置したり、あきらめたりする事を積み重ねると、人間の習慣に根付いてしまいます。「たかが1万円」「面倒くさいから」などと言い訳して、なにも行動しない人は世の中に多いと思います。自分は納得いかない事に対してなにも行動せずに引き下がれない性格だったりします。請求書を郵送したら、あとは連絡を待つ事に。

社長から電話が【その1】

数日経ってから健診バスの会社社長から電話が来ました。内容としては

  • 研修分は請求署通り支払いますが、あなたを訴えます
  • 退職には2週間前までに言わないといけないがあなたは違反している
  • あなたのドタキャンが原因で会社に損害が発生している
  • もう弁護士に相談している

ハッキリとは言いませんでしたが会社に顧問弁護士がいるような雰囲気を匂わせてる感じでした。「ドタキャン」とは、何の事かと言うと出勤する予定だった日程が残っていたが、わたしが突然辞めた件のようです。まあ確かに翌週の予定がある段階で辞める事にはなりましたけどね。

一応、反論意見として

  • 雇用契約書を互いに交わしてないのに退職とはどうゆう概念ですか?
  • 雇用契約書がなければ入社した事実すら証明できないのでは?
  • アルバイト雇用にしては責任を押し付けすぎなのでは?

など約20分間、電話でお話ししました。この時点での自分は「たかが1万円の請求で大怪我してしまった・・・」と後悔していました。しかし、今更あとには引けない状態なので「民事訴訟であれば弁護人を通じて訴状が届くはずですので、もうあなたと議論する必要はありません。この次は法廷でお会いしましょう」と言って電話は終了しました。しかし、内心

「あぁ~とんでもない事になった・・・。面倒な事になった」と、率直に思いました。

社長から電話が【その2】

しかし、30分後に事態は急変。再び社長から電話がかかってきました。

なにかと思えば先程とは態度をコロっと変えて和解の提案です・・・。「今回はご迷惑をおかけしたので研修分の給料はお支払います。民事訴訟するほどではないと思い、弁護士には断りました」だって・・・。無駄に明るく振る舞って、さきほどとは声のトーンすら別人なのが気になりますが・・・。まあ薄々気が付いてはいましたが、やはりこの社長の顧問弁護士やら訴えるといった話はすべてハッタリだったのです。おそらく社長が絵に描いていたプランは顧問弁護士をチラつかせて民事訴訟の話をふっかけて脅し、研修分の請求を取り下げさせようとゆう事でしょう。だが、想定外に反抗的な態度で電話を終了したので、誰かしらに相談してあきらめたのでしょう。そもそもアルバイトスタッフがドタキャンした案件での損賠賠償請求なんて、弁護士事務所に相談したら笑われてしまいそうですよね。さらに雇用契約書をかわしていない雇用主としては重大な落ち度のオマケ付き。ナニワトモアレ、翌日には銀行口座に入金しますとの事で電話は終了。内心、無駄な裁判とゆう最悪の事態を想定していたためホッとしました。今ふりかえって見ると訴えられる事などあり得ない状況ではありますが、社長とゆう社会的地位のある人間から「訴えます」と言われてしまいビビリまくったのが本当のところでした。

無事に入金

さて、翌日午前中にスマホからネットバンキングで確認するとしっかり入金されていました。たったの10100円が(笑)

まとめ

以上、時間と労力をかけたわりには回収金額が1万円とゆう非常にコスパの悪いお話でした。しかし1万円がないとゴハンが食べられないような生活ではないのでお金の問題ではなくメンツとゆうか納得出来ないから折れたくないとかそういった子供っぽい意地っ張りなだけでした。このへんは元々の性格でしょうね。なので、また同じような状況になったら必ず支払ってもらえるように無駄な事に注力すると思います。ちなみにですが、この一連のトラブルは友だりや親兄弟には一切相談せずにスマホやパソコンで法律の知識を調べたり、労働基準監督署に相談しただけです。もちろん相談などにお金は1円もかかっていません。この件からもう6年以上経過しておりますが、その後の人生で嫌がらせをうけたり、他に困った事や就職に不利益な事などは一切ありませんでした。

なので、結論なにを言いたいかというと、会社とトラブルになったところでなにも困る事はないので納得いかない事はとことん戦ってみましょう。お金もかからりませんし、家で寝ながらスマホを使って労働基準法などを調べていけば解決出来ると思います。労働基準監督署は遠ければ、わざわざ足を運ばなくても電話で簡単に、匿名で相談に応じてくれます。

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