ヤバい運送会社の特徴【22選】

トラック運転手

仮に大手とよばれるような会社でもブラックな働き方になる運送会社ですが、そんな中でも零細企業で働く場合は特に慎重に会社選びをしなければいけません。

ヤバい会社の特徴を22個まとめましたので参考になれば幸いです。

お前の会社はどうなんだ?と言われそうですが、自分も当然ブラックな会社で働いていますOrz

交通事故は自腹

入社時に誓約書を書かされます。個人負担の上限額を決めていたり、損害額の3割負担などがあります。1件の交通事故で損害見積額50万円、100万円なんて珍しくないです。100万円の事故で30万円も給料天引きとは恐ろしい制度ですね。

中小零細企業トラック運転手の雇用契約書【弁償金3割個人負担】

荷物(商品)の破損は自腹

一般的にコンビニ、スーパーの売り場に並んでいるような1つ100円程度の商品でも、1ケース単位になれば3000円~5000円はします。パレット単位になると数十万円の弁償もあり得ます。商品が無傷でもダンボールに穴があけば納品出来ず、1ケース単位で破損です。

社長の奥さんが経理担当

地方都市にある有限会社の零細企業であれば、未だにこのケースは多いです。歩合給の算出根拠が不透明な場合が多いので非常に疑わしいです。歩合給の明細がないので、給料計算には個人的感情が入ります。高速代を不当に天引きするケースもあります。明細がないので指摘しずらいです。

給料が手渡し

まれに給料袋手渡しの会社があります。会社の取引銀行であれば口座振込にしてくれるのですが、田舎の零細企業らしく、田舎の信用金庫を指定されます。コンビニATMの手数料が無料にならなかったり、店舗が遠かったりATMが少なかったりと何かと不便な金融機関だけに限られてしまいます。ルーズなオジさん達が多く、ネットバンキングにも無縁なため手渡し率が99%といった感じです。

書類が手書き

給与明細がカーボン紙の複写手書きです。ちなみに数年前の自民党では、パソコンをさわった事がない人がサイバーセキュリティー担当大臣だったりしました。

みなし残業

時間外手当70時間分が基本給に含まれています・・・・。らしいです。個人的にはこの文言が求人に出ているとまず敬遠します。70時間超過分は別途支給とありますが、このスタイルの給料形態で残業代が別途支給されている会社を聞いた事がありません。

歩合制

闇の深い歩合制については長くなるので、過去記事をご参照ください。

運送会社の搾取システム【歩合給】トラック運転手

ホームページがない

Googleで検索してもホームページは存在しません。10年、20年前はまだホームページがない運送会社もありました。が、ウェブ制作は年々安くなっていますので、現在ホームページがない会社は経営者が高齢で時代の変化に疎い可能性があります。保有台数の少ない零細企業ですと事務所に内勤しているのが社長だけなのでアドバイスをしてくれる部下がいなかったりします。ホームページのコスト以前の問題として、こういった古い体質の組織構造だと働く側には不利になる事が多いです。「古い考え」はその他すべての面で共通していて、「忘年会は参加して当たり前」「風邪ぐらいで休むな」「根性論」などの古い考え方を強烈に押し付けてきます。

【Gマーク】安全性優良事業所に認定されていない

2003年頃に始まった制度です。トラック協会と国土交通省が運送会社の安全性を評価して公表する目的で認定しています。トラック後ろの観音扉に “G” と書かれたステッカーが貼られていて、通称Gマークと呼ばれています。この認定があるからイコール優良企業であるわけではないですが、最低限この認定も受けれない運送会社で働くのはちょっと危ないです。認定基準は様々な項目がありますが、1日の拘束時間、一ヶ月の拘束時間などの上限が守られていないと認定されないので、働く運転手にとっては厳しいですよね。

全日本トラック協会のウェブサイトで一覧表があるので、通勤圏内の会社を確認してみましょう。

安全性優良事業所(Gマーク)都道府県別一覧表

オイル交換、タイヤ交換を運転手がする

社長の脳みそは「自分の車は自分で整備するのが当然」と、昭和からアップデートされていません。現在では3ヶ月点検を外注するのが主流です。外注はコストが掛かるが、従業員であればタダだと思っています。何故なら残業代・休日出勤手当てが未払いだからです。

休日に車両整備

平日は朝に車庫を出たら帰ってくるのは夜。整備の時間がないなら日曜日にやるのが当然といった雰囲気ですね。当たり前ですが、休日出勤手当のような概念すら存在しません。こういった会社では集団心理の面白いところで、誰も疑問に感じる事なく文句を言わないで日曜日に整備しています。「みんながやってるから」と、群集心理に飲み込まれているので麻痺しています。

事務所がプレハブ

「ちゃんとした事務所は別の場所にあるよ」といった声が聞こえてきそうです。ちゃんとした事務所が、車庫に併設されていないとゆう事は人が常駐していない可能性が高いです。必然的に立ち会い点呼をしていない事がいえます。数社の運送会社で働いた経験から、立ち会い点呼をするかしないかでその会社をある程度判断できます。ヤバい会社で立ち会い点呼を実施している例は一度も見たことがありません。実施されているかは入社してみないとわからないので、事務所を判断材料にします。しかし、トレーラーハウスの事務所も増えてきていますし判断材料としては難しいところですね。

車庫が砂利

荷物を取り扱うセンター併設の車庫であれば敷地内全体がアスファルトで舗装されています。物流センターの敷地が砂利とゆうのはさすがに見たことないです。つまり、砂利の車庫とゆうのセンターや倉庫が併設されていない単なる車両の置き場とゆう事になります。倉庫やセンターがないとゆう事は自社で取り扱う荷物がないとゆう事です。必然的に下請構造の傭車となります。当たり前の話ですが、下請構造は一時請負、二次請負と下になるに従って運賃は安くなっていきます。この話で大切な事は、車庫が砂利かアスファルトかではなく「自社で荷物を取り扱っているか」の部分です。いずれにしても砂利の車庫は下請構造である可能性が非常に高いです。余談ですが正確に言うと、砂利とゆうか砕石ですね。

会社の制服がない

「初日は動きやすい服装で来てください」なんて言われたっきり、制服や安全靴の支給がありません。周りを見てもTシャツだったりUNIQLOのパーカーだったりします。上下違う色の作業服を着ていたりボロボロの靴を履いていたりする会社は要注意です。

運転手が不潔

人を見た目で判断してはいけないと言いますが、最低限の見た目すら保てていない運転手は稀に見かけます。ヒゲが伸びていたりすると稼働時間が長すぎて家に帰っていない可能性があります。労働環境のせいか、体質のせいかわかりませんが、夏になると鼻が曲がるほどの異臭を放っている運転手がいたりします。

面接の次の日から採用

面接をしたら「明日から来れますか?」と平気で言ってきます。選考基準はなく、誰でもウェルカム状態です。

求人広告、タウンワークの常連

どこの地域でも必ず1社は該当します。毎週掲載されている状態が長期間続いています。

休日に従業員が車庫でたむろ

日曜日に洗車や整備をしてそのままダラダラ喋り続ける事もあるかもしれません。しかし、バーベキューなど仕事とは無関係な集まりをしていたりと、車庫がタマリ場になっていたりします。乗用車の改造や整備をしているのが定番です。

中古トラックで色がバラバラ

キャビン(運転席の部分)のカラーリングに統一感がありません。箱(荷台部分)には旧所有者の社名がうっすら残っています。中古トラックを買ってきて、旧塗装のまま使っている運送会社はたまに見かけます。設備投資でコストを抑えた分、従業員に給与で還元しているといった会社は聞いた事がありません。

トラックの傷を修理しない

目立たない小傷程度ではなく、目立つ傷もそのままです。バンパーなどの鉄部分は、錆が出ていても放置しています。

タイヤの山がない

保安基準ギリギリ、もしくは山がなくなるまでタイヤを使い続けます。とくに大型の引きずりとよばれる駆動輪ではないタイヤの山に顕著に現れます。当たり前ですが、ブリジストンは履いていません。それどころか前後輪でタイヤメーカーが違っていたりします。

従業員の喫煙率100%

成人の喫煙率は昭和41年の83.7%をピークに毎年下がり続け、平成30年で27.8%です。上げ幅の大きな値上げが何度もあり、タバコ1箱あたりの価格は60年で6倍とかなり上昇しています(銘柄:ハイライト)

過去70年にわたる主要たばこの価格推移をさぐる(2020年公開版)

※ Yahooニュース2020年5月13日配信

ここまで高騰したタバコを吸う事に合理的な理由は存在しません。そして統計データはありませんが、ヤバい会社と喫煙率は実体験としては確実に比例していました。とゆうよりも、年収が高くなればなるほど喫煙者は減り、年収が低くなれば喫煙率は上がります。ついでに言うと、キャバクラ、競馬、パチンコも大好きだったりします。

よく言われるけど、意外に当てはまらない4選

意外と当てはまらないものを4つ選びました。

従業員の車が軽自動車

メインを奥さんが子供の送り迎えに使って、旦那はセカンドカーの軽自動車に乗っている可能性があります。そもそも乗るクルマと年収は必ずしも比例しないですが、トラック運転手は何故かクルマで人を判断します。

保有台数が5台

産業ガスのタンクローリーの会社で車庫に5台しか停まってない営業所が実際にあります。1台あたりの設備投資が高いので簡単に増やせません。大型ウイング車のようになんでも積めるわけではなく、閑散期に他に転用する事もできない車両なので予備車のようなものもありません。以前、面接で説明を受けた会社で不採用でしたが、内容はかなりの高待遇でした。その後8年ほど経ちますが、求人は一度も出していません。

建物がボロい

なんらかの理由でその土地を活用しなければいけない場合があります。狭かったり住宅街の中だったり狭い曲がり角の奥にあったりと明らかに不便な場合でもです。「なんらかの理由」とは昔から持っている土地がそのほとんどの理由ですが。施設を稼働させながら建て替えるのが難しいケースや代替用地の確保が困難な場合は修繕しながら老朽化した建物を使い続けるケースがあります。しかし、ビルの大きさや本社所在地が判断基準になってしまう事は多いのでヤバい会社と誤解されがちです。

車両が古い

一般貨物のトラックではあまりないですが、設備投資が高額な特殊車両は買い替えのサイクルが長くなります。タンクローリーなどで古い車両を使い続ける例はけっこうあります。トレーラーの場合はトラクター側だけ新車でタンク側は古い事はけっこうあります。産業ガスの場合はトレーラーよりも単車が多く、切り離して買い換える事ができないので古くなりがちです。乗り回しで使う例もあり車体もけっこう汚いです。根っからの運ちゃん体質よりもサラリーマン体質のドライバーが多いように感じます。トラックの飾りなども無縁です。

何事も例外がある

ヤバい運送会社の特徴22選をご紹介しました。個人的な主観や過去の経験が入っている事は否めません。22個すべてに言える事ですが、例外は必ずあります。なので、例えプレハブの事務所でボコボコのトラックの会社でもコンプライアンス重視の超絶ホワイト企業も存在するかもしれません。

お金を取るか、自由を取るか

最後にフォローのために言っておくと、ヤバい会社はルールが自由でトラック運転手にとっては働きやすい環境です。自由な服装、サンダルで出勤したら誰にも会わずに点呼も日常点検もしないでトラックに乗って出発。スピード自由、エンジン回転数自由、アイドリング自由といった感じでストレスなく運転します。朝礼、安全会議、ミーティングなどとは無縁。おまけにアルコール検査で多少の反応が出てもなんとかなります。まともな運送会社にお勤めの人には、にわかに信じがたいかもしれませんが2021年の令和の時代にもまだこんな自由は社風の会社は存在します。働き方は人それぞれなので、自分に合った会社を選ぶのが一番だと思います。

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